「チャイナスタディー」について思う事



先日、コリンキャンベル博士著の『チャイナスタディー』を読み解く3回シリーズの第2弾、松田麻美子先生の講演会に行ってきました。

前回のブログでご紹介させていただきましたが、松田麻美子先生は日本ナチュラルハイジーン普及協会の会長を務める方で、書籍や講演会などを通し、ナチュラルハイジーンを先駆者として日本に広めた方です。

今回は2005年に出版されたコリンキャンベル博士著の「チャイナスタディー」の翻訳本、葬られた『第二のマクガバン報告』上、中、下巻を1冊に統合した本が年末に出版される予定があり、その紹介も兼ねての講演会です。

コリンキャンベル博士著の「チャイナスタディー」に関しては、10年経った今、その内容の詳細に関しては動物賛否両論あるようですが、簡単にまとめると...

*先進国で急増する様々な生活習慣病は動物性タンパク質の過剰な摂取が原因である。
*生活習慣病を改善する為には植物性食品(精製されていない物)をできるだけ丸ごと(葉、茎、根など)摂取する事。
*肉類、乳製品、卵などの摂取は避け、プラントベース(植物性)中心の食生活をする。

といった内容になります。

しかし、現在栄養学業界の視点としては、生活習慣病の急増は動物性食品の過剰摂取に限定された物というよりも...

*過剰な砂糖とトランス脂肪を含む加工食品や加工飲料。
*遺伝子組み換えを繰り返し栽培された大量の安い穀物や大豆などを使用して作られた食品、調味料、オイル、飲料などの過剰摂取。
*企業の利益の為に安い穀物、ホルモン剤や抗生物質を多く使用しながら育てた家畜の過剰摂取。

が主な原因ではないかと言われています。特に科学が発達した今、本来は食べる物でないはずの食品添加物(化学合成物質)を使用した食品がスーパーでは多くを占めています。

味を満足する為のトランス脂肪、食品保存の為の保存料、食品の香りを出す為の香料、見た目をよくする為の漂白剤や着色料などなど、そして家畜の肉類の多くはホルモン剤と抗生物質。少量だったら肝臓が解毒作用で処理してくれますが、5年、10年、15年とどんどん蓄積され、量も増えていったら身体も処理できず、脂肪細胞に蓄積していってしまう事は明らかな事実ですよね。勿論、食品などだけでなく日頃使用している衣類、シャンプー剤、洗剤等にも多く含まれます。また、水の質の悪さ、ストレス、太陽を浴びない生活、汚れた空気、身体を動かさない生活等も考えると病気にならない方が不思議なくらいですよね。

賛否両論あるキャンベル博士の書籍ではありますが、習慣生活病が急増する先進国の国民達には、食と病気の関連性を考えるとてもよいきっかけとなったのは事実でしょう。

日本人の場合は健康に敏感とはいえ、メディアの偏った考えに翻弄される日々。食品の一品だけ、たとえばココナッツオイルを足すだけで健康になれるというような考えがどうしても先行してしまっています。

もう少し基本に戻って各個人個人が、食の内容と健康との関連性を考えていきたいですね。

食について | 06:10 | comments(0) | trackbacks(0)

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